車の整備術>自分で整備するのに、揃えておくと便利な工具の解説

最後の項となりましたが、車を整備するのに必要な工具について紹
介したいと思います。
一番使用頻度の高いのが、ソケットツールだと思います。ラチェッ
トハンドルを中心に、ソケット、エクステンションバー、スピンナ
ーハンドル、T型ハンドルなどの組み合わせで使います。ほとんど
の、ボルト、ナットはこれで回せます。
購入するときは、セットで買えばいいですが、極端に安いものは材
質が柔らかく、すぐにナメてしまうので避けましょう。

次によく使うのが、めがねレンチで、8-10.10-12.12-14.14-17位を
もっていると重宝します。
コンビネーションレンチは、同じサイズで片方がめがねで、片方が
スパナになっていて、長さが短いので狭いとこでも使えます。10.12.
14の3サイズがあればたいてい間に合います。
ドライバーは、通常の+ねじは2番がフィットすると思います。合
わないと、ねじ山を壊すので注意が必要です。使うときは押しなが
ら回して、ねじ山を壊さない様にします。

ヘキサゴンレンチは、内六角ボルトを回す工具で、サイズは4.5.6.8.
10ミリ程度があれば大丈夫です。形はソケットタイプ、Lレンチタイ
プ、ドライバータイプがあります。
その他特殊工具としてよく使うのはオイルフィルターレンチで、形が
お椀型でラチェットハンドルと組み合わせて使うものが便利です。
サイズはいろいろありますから、自分の車のサイズを確かめてから
購入します。

愛車の整備で、ねじ関係のトラブルは多いものです。
レンチを斜めにかけて、ねじの頭がもげたり、ドライバーがナメて回
せなくなったり、ねじ山がいかれた場合です。
こんなときは、工具専門店へいくとさまざまなねじトラブル解決工具
があります。ネットなどでも調べられますので、あきらめないで、予
備知識を得れば解決できると思います。

以上で、車の整備に関する記事を終わりますが、整備に当っては、充
分注意の上、自己責任でお願いします。
皆様方の参考になれば幸いです。

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