車の整備術>安全性を確保しながら、車検を格安にするワザ

皆さんは、車検をどのようなところで受けて、費用負担はどのくら
いでしょうか?
私は、前述のような整備を自分でしているので、車検でも特別な整
備はほとんど必要なく、ユーザー車検で何の問題もなくパスします。

これは実例ですが、BMW325iの9年車を、町の整備工場で車
検依頼したときの明細です。
車検整備主体作業   24000
エンジン下回り洗浄   4000
検査代行料       8500
Fディスクパッド交換 14900
ブレーキクリーナー   1500
ブレーキ液交換     2500
計          55400
これに消費税と、法定費用がかかります。

この車を私が整備して、2年後に11年車の車検をユーザー車検で
受けたときは、
Fディスクパッド交換  5500
ブレーキクリーナー    500
ブレーキ液交換     1000
予備車検(テスター屋)  5000
計          11500
これに法定費用がかかります。

この両者で安全性その他は、同じです。
上の場合24000円の検査料はまったく無駄です。
部品交換をしていないので、ただリフトにあげて、オイル漏れなど
の目視検査と、フロントのサイドスリップ、ライトの光軸確認ぐら
いです。
自分でやれば、ブレーキパッドの交換も半値以下です。
下回りも極端に汚れていなければ、大丈夫です。
なお、ユーザー車検の場合、テスター屋で予備検査をしておくこと
をお勧めします。ひっかかるのは、サイドスリップ、ライトの光軸
くらいですが、本車検で不合格になってからでは面倒です。
1調整数百円でやってくれます。

自分で検査場に持っていくのが面倒な人は、ユーザー車検代行を利
用しましょう。オートウエーブなどでは、1万円の代行料だけでや
ってくれます。これでも3万円以上の節約です。
いずれにしても車検は、検査時に安全に走行できるかを確認してい
るだけで、車検有効期間の車の状態を保証するものではありません。

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